

23日午後、北朝鮮の砲撃を受け、大きな煙が上がる延坪島。韓国軍が反撃し、南北間で砲撃戦に発展、韓国軍海兵隊員2人が死亡したほか、隊員15人以上が重軽傷。民間人3人もケガをした。
延坪島で50発以上着弾、民家にも 兵士2人死亡、住民など20人負傷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101123-00000547-san-int
延坪島で50発以上着弾、民家にも 兵士2人死亡、住民など20人負傷
産経新聞 11月23日(火)19時5分配信
【ソウル=加藤達也】韓国合同参謀本部によると、23日午後2時35分ごろ、韓国が海の軍事境界線と定める北方限界線(NLL)に近い韓国西方沖の延坪(ヨンピョン)島と周辺の黄海水域に、北朝鮮側から砲撃があり、50発以上が着弾、多数の民家が炎上した。韓国軍が応戦し南北双方で交戦となった。交戦で韓国軍兵士2人が死亡、兵士や住民20人が重軽傷を負った。韓国側は、警戒水準を最高度に引き上げ、北朝鮮に対する警戒を強めている。
現場付近の海域ではこの日午前、韓国軍が通常の射撃訓練を行っていた。韓国軍などの情報では、北朝鮮からの砲撃は1時間あまりにわたり断続的に加えられた。金泰栄国防相は、北朝鮮の砲撃は50発余りで、韓国軍の応戦は約80発だったとしている。韓国側は戦闘機を緊急出動させ、警戒水準を最高度に引き上げた。
KBSテレビは、島の数カ所から黒煙が上がる様子とともに砲撃音を伝えた。着弾地付近の山林では山火事が起き、家屋60~70軒が炎上、住民は防空壕(ごう)に逃げ込んだり、漁船で脱出したりしているという。住民に多数の死傷者が出ているとの情報もある。韓国空軍は航空機で上空から監視、偵察飛行を続けている。
この事態を受け、李明博大統領は青瓦台(大統領府)で安全保障関係閣僚会議を緊急招集し、対応策を協議、「断固対応し、状況を悪化させないため万全を期すよう」指示した。
北朝鮮側は23日午前、韓国軍の訓練に対し、「射撃を行えば黙っていない」とする内容の通知文を送っていたという。
NLL付近の海域では南北間の銃撃戦がこれまでにも起きているが、民間人が被害を受けた陸地への砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以降来初めて。北朝鮮は今年1月と8月にもNLL付近の海域に砲撃を加えていた。
>KBSテレビは、島の数カ所から黒煙が上がる様子とともに砲撃音を伝えた。着弾地付近の山林では山火事が起き、家屋60~70軒が炎上、住民は防空壕(ごう)に逃げ込んだり、漁船で脱出したりしているという。住民に多数の死傷者が出ているとの情報もある。韓国空軍は航空機で上空から監視、偵察飛行を続けている。
住民用の防空壕があり、この点は日本も見習うべき。
2人の韓国軍兵士が交戦で死亡した他、民間人3人を含む20人以上がケガをしたと報じられているが、家屋60~70軒が炎上して民間人は怪我人3人だけというのは比較的軽微と言えよう。

23日、北朝鮮の砲撃を受け炎上する延坪島の民家。
>この事態を受け、李明博大統領は青瓦台(大統領府)で安全保障関係閣僚会議を緊急招集し、対応策を協議、「断固対応し、状況を悪化させないため万全を期すよう」指示した。
李明博大統領は、上記の「断固対応し、状況を悪化させないため万全を期すよう」と指示した他、韓国軍合同参謀本部との画像会議では「何倍でもやり返せ」と指示し、「(砲撃を行った)北朝鮮の海岸砲付近にはミサイル基地があるので、場合によっては、そこで挑発の兆候があれば攻撃しろ」と述べ、断固として対応する姿勢を示した。
今年の5月に韓国哨戒艦が沈没させられた際に韓国李明博政権は、北朝鮮から「韓国が北朝鮮に制裁を行えば、即時に全面戦争を含む各種の強硬措置で応じる」と警告され、制裁らしい制裁もしなかった。
そのようなこともあって、李明博政権は、「報復しなかったために北朝鮮に舐められた」と反省しているのかもしれない。

>北朝鮮側は23日午前、韓国軍の訓練に対し、「射撃を行えば黙っていない」とする内容の通知文を送っていたという。
>NLL付近の海域では南北間の銃撃戦がこれまでにも起きているが、民間人が被害を受けた陸地への砲撃は1953年の朝鮮戦争休戦以降来初めて。北朝鮮は今年1月と8月にもNLL付近の海域に砲撃を加えていた。
韓国は海上境界線=北方限界線(NLL)を軍事境界線と定めているが、北朝鮮は独自に海上軍事境界線を設けており、韓国が主張する海上境界線(北方限界線)とは食い違っている。
昨年も北朝鮮と韓国は同じような場所で戦闘を繰り広げており、その際には北朝鮮が大きな損害を受けていた。
3月の北朝鮮による韓国海軍哨戒艦沈没は、その時の戦闘の続き(報復)だった可能性もある。
とにかく、韓国が主張する海上境界線と北朝鮮が主張する海上境界線が食い違っていることは、日本としても承知しておくべきだろう。
ただし、今回、北朝鮮が民家にも砲撃したことは、国際法的にも問題がある。

黄海の火薬庫「北方限界線」(NLL)

北方限界線(NLL)と北朝鮮が主張する海上軍事境界線
これらのことを踏まえ、日本はどう対応するべきか?
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010112300365
北朝鮮の行為「許し難い」=米韓と緊密連携-追加制裁検討・政府
2010/11/24-00:07、時事通信
政府は23日夜、北朝鮮が韓国西方沖の延坪島を砲撃したことを受け、首相官邸で関係閣僚会合を開き、対応を協議した。菅直人首相は(1)北朝鮮の今後の動向の情報収集に努める(2)米韓両国と緊密に連携する(3)国民の安全確保に努める-よう指示した。この後、記者会見した仙谷由人官房長官は北朝鮮の行為を「許し難い。強く非難する」と強調、韓国政府の立場を全面的に支持すると表明した。
仙谷長官は会見で「現時点で、国民生活に直ちに影響を及ぼす事態ではないと認識している」として、国民に冷静な対応を呼び掛けた。また、北朝鮮に対する追加の制裁措置を検討する考えを明らかにした。
北朝鮮による砲撃について、仙谷長官は「挑発行為」と指摘し、「偶発的な事件ではない」との見方を示した。北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議に関しては、「北朝鮮がベクトルを逆向きにしている」と述べ、協議開催は困難との認識を示した。さらに、事態の推移を見た上で、首相が李明博韓国大統領と電話で会談することも検討する方針を示した。
これに先立ち、首相は官邸に仙谷長官や伊藤哲朗内閣危機管理監らを集め、「不測の事態」に備えて政府全体として準備するよう指示。この後、首相は「しっかり情報を把握して、どういうことが起きても対応できるよう備える。国民に備えは万全と言える態勢をつくりたい」と記者団に語った。
政府は23日午後3時20分、官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置、現地の情報収集と分析に当たった。仙谷長官は同日夜、官邸に権哲賢駐日韓国大使を呼び、日本政府の立場を説明し、砲撃の犠牲者への弔意を伝えた。仙谷長官は会見で、権大使からは「現時点ではさらに(事態が)発展、拡大するというニュアンスの話はなかった」と説明した。 (2010/11/24-00:07)
>この後、記者会見した仙谷由人官房長官は北朝鮮の行為を「許し難い。強く非難する」と強調、韓国政府の立場を全面的に支持すると表明した。
日本政府が「韓国政府の立場を全面的に支持する」と表明することについては、私は疑問だ。
上述のとおり、北朝鮮が多数の民家も砲撃したことは問題だが、海上境界線については北朝鮮の主張が韓国とは異なっており、さらに昨年は戦闘では北朝鮮が大きな損害を受けており、今回も北朝鮮側は23日午前、韓国軍の訓練に対し、「射撃を行えば黙っていない」とする内容の通知文を送っていたのに韓国が射撃を強行したのだから、日本はあまり深く関与しない方が良い。
韓国は、日本の同盟国ではなく、事実上の敵国だ。
韓国は、日本を侵略し、我が国領土(竹島)の不法占拠、凄まじい反日教育、理不尽極まりない内政干渉などを続ける反日国家だ。
敵か味方といえば、明らかに敵に属する。
勿論、日本にとっては北朝鮮も敵だ。
したがって、北朝鮮と韓国の戦闘というのは、日本にとっては敵国同士の戦闘だ。
日本は共倒れを願って敵国同士の争いを高みの見物していれば良いのであって、あまり出しゃばって片方に加担するべきではない。
日本が韓国に加担するなら、韓国が竹島から撤退するなど余程の条件を取り付けるべきだ。
韓国の竹島からの撤退のような見返りがない限り、日本は極力関与すべきではない。
日本は、韓国の竹島撤退などの条件を取り付けるまで、防空壕や核シェルターを整備し、核武装に向けた議論をする方が良い。
>仙谷長官は会見で「現時点で、国民生活に直ちに影響を及ぼす事態ではないと認識している」として、国民に冷静な対応を呼び掛けた。また、北朝鮮に対する追加の制裁措置を検討する考えを明らかにした。
日本国民は冷静だ。
「許し難い。強く非難する」「韓国政府の立場を全面的に支持する」と表明した政府の方が冷静になってほしい。
また、「北朝鮮に対する追加の制裁措置を検討する考えを明らかにした」というが、日本が北朝鮮に対して制裁するなら拉致事件を理由にして全力で制裁を行うべきだ。
今回の件で日本が「北朝鮮に対する追加の制裁措置を検討する」ということは、日本は今まで全力で北朝鮮に対する制裁措置をしてこなかったということだ。
北朝鮮によって日本人が何百人も拉致されているのだから、日本政府は北朝鮮による韓国への攻撃を理由に追加の制裁措置を検討するのではなく、日本人拉致事件を理由に全力で制裁措置を実施しておくべきだった。
それなのに民主党政権は、朝鮮学校も無償化しようとしているくらいだから、考え方がズレまくっている。
私は、多くの日本人が拉致されているのだから、北朝鮮に対して全力で制裁措置をすることには賛成だ。
しかし、その理由を日本の敵である韓国への攻撃にすることには反対であり、飽くまで日本人拉致事件に対する追加制裁とするべきだ。
日本が韓国に加担するなら、韓国が竹島から撤退するなどの約束を取り付けてからにするべきだ。
「日本が韓国に加担するなら、韓国に竹島撤退を約束させるべき」
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