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高校駅伝 最長1区問題 高体連の苦渋の決定に賛否両論
5月23日16時58分配信 毎日新聞
師走の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝で、最も長距離の1区に、外国人留学生を起用できないことになった。留学生でレースが決まるケースが増えて「面白くない」「留学生だからといって区別はできない」と起用に賛否が分かれる中、全国高等学校体育連盟(高体連)が22日に下した苦渋の決定。全国のチームからはさまざまな声が上がった。
仙台育英(仙台市)は92年にケニア人留学生の受け入れを始め、93年の全国大会で男女初優勝、03年からは男子が史上2校目となる3年連続優勝を達成。1区の大半は留学生が走り、区間賞を12回獲得している。渡辺高夫監督は「決定には従うが、生徒(留学生)を国籍で区別することになり、教育上問題がないか疑問。アフリカの選手も日本で成長し、日本人も留学生と練習して力を高めている。高体連は議論を煮詰めて決めてほしかった」。
男子留学生のポール・クイラ選手(2年)は「1区を走ったケニア人の先輩はあこがれ。少し残念」と話した。
昨年の都大路で男女ともケニア人留学生が1区を走った青森山田(青森市)。同校の二階堂勉・男子監督は仙台育英の元監督で、当時から積極的にケニア人を起用。「日本人選手を育てていく意味でよいのではないか」と述べたが、大島健治・女子監督は「チーム作りにかなりの影響が出る」と話す。
男女のケニア人留学生が昨年の都大路で1区を走った山梨学院大付属(甲府市)の渡辺繁生監督は、「日本人が外国で活躍する中、国籍だけで判断していいのか」と疑問を呈す。
外国人選手を擁して前回の都大路で男子優勝、前々回は2位の世羅(広島県世羅町)の岩本真弥監督は「ウチは当該校なので言いにくいが、海外からの留学生を制限するなら、県外留学生も制限しないと同じだと思う」と述べた。
◇埼玉栄高は「もっと早く決めるべきだった」
留学生のいない埼玉栄(さいたま市)は全国大会に男子で13年連続27回出場し、12位だった昨年は1区で日本人トップの5位でタスキをつないだ。徳田博道監督は「1区から勝負できるという点では歓迎。もっと早く決めるべきだった」。昨年、7区を走った市塚遊主将(3年)は「留学生が飛び出さなければ、自分たちのペースで走るチャンスもできてくる。でも、『日本人はケニア人に勝てない』と決めつけられたようで悔しい」と複雑な表情を浮かべた。
(以下略)
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私は、昨日、このニュースを見て、「高体連は、おかしいことを決めるもんだなー」と思っていたが、やっぱり異論が噴出している。
日本人だってトップレベルの選手が出場するのだから、同じ高校生同士、堂々と競うべきだと思う。
日本の高校トップの選手が、並み居るケニアの留学生たちを打ち負かすシーンを是非とも観たいものだ。
今回の高体連の決定によって、そのようなシーンの実現は益々困難になる。
日本人の負け犬根性を丸出しにしただけでも不愉快だが、留学生の力を存分に発揮させない縛りを設けるという姑息なやり方には卑怯さを恥じずにはいられない。
メジャーリーグには、日本のプロ野球のような外国人枠などなく、チームのレギュラーが半分以上外国人(アメリカ人以外)のチームは幾つもある。
それでも、アメリカにおけるメジャーリーグ人気は日本のプロ野球人気より遥かにあるし、アメリカ人の野球レベルだって決して低くはない。
高体連はこの決定が、高校駅伝の人気上昇や日本人高校生のレベル向上に寄与すると本気で考えているのだろうか?!
私は、今回の高体連の姑息な決定によって、高校駅伝が今までよりも面白くなるとも思えないし、この決定によって日本人高校生のレベルが向上するとも思えない。
特待生制度に関する一連の騒動で高野連は非常におかしな組織だと思っていたが、おかしいのは高野連だけはなく、高体連も似たようなものだった。
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