リットン報告は驚くべき文書である。
調査団が集めた事実を証拠として使えば、日本は中国を世界平和を乱した罪で告発できる。
報告は日本自身では考えつかない中国告発の材料を揃えてくれた。
しかも、これで日本の「警察行動」は正当化できる。
しかし、調査団の結論は収集した事実とは全く関係がないようであった。
リットン報告は主要な二つの点で、極めて中国に厳しい。
第一に、「共産主義犯罪集団」が混乱要因となっていること。
第二に、国民党(列強が合法的中央政府として承認した南京政府の指導者、蒋介石の党)は「反外国」感情に侵されていること。
この二つの要素が、西洋列強が作った安定構造全体を危うくさせている、と非難する。
具体的に言えば、中国には中央政府というもの存在せず、「排外思想」が「建設的改革」を遅らせ、「犯罪集団」が「本物の軍隊」と化して「飢餓地帯」を苦しめている、と指摘する。
1911年の革命以来、中央政府が弱体であるために、政治動乱、内戦、社会・経済不安が続いているのが中国の特徴である。
こうした諸条件が中国と接する全ての国々に悪影響を及ぼしている。
これが改まらないかぎり、中国は世界平和を脅かし、世界不況を助長し続けるだろう。(リットン調査団報告P13)
リットン報告は(その15年後、マーシャル将軍が蒋介石と共産党を仲介するアメリカの委員会を退く際に提出したマーシャル報告と同様)両勢力を厳しく批判している。
報告は共産主義について、次のようにいう。
これ(共産党)は国民政府の現実の対抗勢力として、独自の法律、軍隊、政府、そして支配領土をもっている。こういう状態は、他の如何なる国にもない。(同報告P13)
報告は国民党にも平和を乱している罪があるとし、反外国プロパガンダを行っている蒋介石政権(国民政府)を咎めている。
そして、国民政府は学校を使って国家主義と外国に対する憎悪思想を教えていると、次のように非難する。
学校で使われている教科書を読むと、執筆者は憎悪の炎で国粋主義を燃え上がらせ、悲壮感を煽り立てているような印象を受ける。
学校に始まり、社会の各層で行われている激しい外国排斥プロパガンダが、学生達を政治活動に走らせ、ときには官庁や閣僚、高級官僚への襲撃、政府転覆への企みへと駆り立てている。(同報告P19)
P288-290
『アメリカの鏡・日本』ヘレン・ミアーズ著(1948年)
昨日、私は、東京・新橋で開催された『新しい風を求めてNET連合』協賛ブロガーとネット・ユーザー交歓会に参加した。
報告 新風連「交歓会と懇親会」
大盛況!
http://shinpuren.jugem.jp/?eid=142
「極右評論」主催・新風連ネット連合代表:瀬戸弘幸さんや、維新政党・新風・参院選東京選挙区候補者・鈴木信行さんが、講演され、その後、質疑応答などが行われた。
出席者は40人くらいだったと思う。
瀬戸弘幸さんの論旨は以下のとおり
―――――――
左翼・反日的な言説をタレ流すマスコミを叩き潰す!
そのようなマスコミと戦って変えさせてみせる!
ネットの力によって真実の声を取り戻す!
日本には800万のブロガーがいると言われている。
それだけ日本人は知的な民族。
先日も名古屋で30人ほどが集まったが、皆さん主張がしっかりしている。
最近、新しい本を出したが、出版社から、「創価学会」や「部落解放同盟」などの批判はタブーだから書くなと言われた。
また、「在日朝鮮人」という言葉も使ってはいけないと言われた。
「在日朝鮮人」という言葉は法律でも使用されているから問題ないはずだと思い、文部科学省に確認したら、外務省から言われているという。
結局、本来「在日朝鮮人」は問題ないのだが、在日朝鮮人達が使うなと言っているそうだ。
自分たちが、自分たちのことを「在日朝鮮人」と言うのは良いが、日本人が「在日朝鮮人」というのは駄目だと言っているらしい。
では、何と言えば良いのか確認したら、日本人は「在日コリアン」と呼べと言っているらしい。
東条由布子さんには維新政党・新風からの参院選出馬を要請していたが、結果的に新風の鈴木信行候補に対抗する形で無所属から立候補されてしまい残念でショックだ。
―――――――
ちなみに、瀬戸弘幸さんが今回出版した本とは、『ネットが変える日本の政治』と『外国人犯罪』という本で、私も『ネットが変える日本の政治』を会場で購入した。
鈴木信行候補からは、日本の伝統ある秋の祝祭日を守るべき旨のお話もあった。
秋のGW与党調整 「体育の日」+「文化の日」妥協案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000007-san-pol
その後、質疑応答があり、参加者から多くの質問や提案が出た。
私も以下のような提案をした。
―――――――
現在、HPの『国防・外交』政策方針→国防→〈軍事上の施策〉には、「・・・核兵器についても廃絶を目的としつつも、我が国の独立自尊のために保有の権利まで放棄しない。」と記述されている。
しかし、これでは現実を直視しておらず、本気で核武装をするようには思えないので、「・・・核兵器の廃絶」などという現実を無視した表現や、「保有の権利まで放棄しない」などという曖昧な表現ではなく、「核武装を実現する。」と明確にするべきだ。
―――――――
瀬戸弘幸さんや鈴木信行さんには承知して頂いた。
その後、更に、私は参加しなかったが、飲み会があった。
その飲み会では、実際の選挙戦におけるワン・フレーズのキャッチ・コピーについて語られたようだ。
私は参加しなかったので、参加した柳生すばるさんのブログ
Empire of the Sun太陽の帝国
http://empire.cocolog-nifty.com/sun/2007/05/post_375f.html
から引用させていただきます。
―――――――
「今日の質疑応答でやったように細かい政策を丁寧に訴えて行くのも大事ですが
いざ実際の選挙戦となれば
ワン・フレーズのキャッチ・コピーが効果を上げます!
我々・協賛ブロガーなどには元々政治に関心があるから”じっくり新風の政策を”聞いてくれますが、市井(しせい)のオバサンにも印象に残る1言が絶対に必要です!」
拙者も同感であったので
「鈴木さん!
かつての小泉さんは『郵政民営化・抵抗勢力をぶっつぶす!』
今回・自民党は『憲法改正!』
民主党は『格差の是正!』
という戦術で参院選を戦うと思います。
新風はどのようなキャッチ・コピーで戦いますか?」
と聞いた。
「それは”核武装”です」
と鈴木さんは答えられた。
その後もこれに関してさまざまな意見が出たのだが
細かく丁寧な政策と
短い(ワン・フレーズ)コピー(宣伝文句)
の両方が必要であることでは一致した。
前回・このブログでも募集した皆さんのコピーもこの次の街宣・会合には持参するが、皆さんももう1度・考えていただけないだろうか?
ちなみに拙者は
「日本以外は核武装!それで日本は安全か? 」
というのを考えた。
出来れば核武装を選挙民にうまく納得させるのが良いのだが・・・(それ以外でも可)
―――――――
ちなみに、私も、鈴木信行候補と同じく「核武装」で良いと思う。
もう少し長くするなら、「核武装で日本国民の生命と財産と自由を守る!」というのが良いだろう。
皆さんは如何?

