Windows 11の発表に伴い、日本マイクロソフトでは、国内におけるマーケティング施策の立案に着手している。Windows 11の正式リリースは年末であるため、すぐに大規模なマーケティング施策が展開されるわけではないが、2021年7月からスタートする同社新年度において、これが重点製品の1つに位置づけられるのは明らかだ。
日本では「つながる」訴求を前面に打ち出す? すでに、日本マイクソフトでは、「あなたの大切な人やものと、もっと。」というWindows 11向けのメッセージを日本語で用意。さらに、「Windows 11なら、あなたにとって大切なものとより簡単につながることができます」といったコミュニケーション用の文言も用意している。今後は、メッセージの内容が変更が加わる可能性もあるが、こうした方向感をベースに、国内市場向けに、マーケティングメッセージを発信していくことになる。これらは、「Windows 11 brings you closer to what you love」という米国でのメッセージをもとにしたものとなる。
日本においては、2020年春に、Xbox Game Passを発売。100以上のゲームをプレイする環境を用意したり、クラウドゲーミングサービス「Project xCloud」のプレビュー版の提供を開始したりといったように、ゲーミング領域の強化を図っている。「2020年は、日本のゲーミングPC市場に対する投資を進めてきた。今後は、Xbox Game Pass Ultimateの提供予定に加えて、Project xCloudの本格サービスが予定されているが、今回のWindows 11の発表によって、ゲーミングPCに対する関心を高めることができる環境が整う。2021年以降、ゲーミング分野に対する投資を加速することになる」とする。
Windows 11が正式リリースされれば、日本マイクロソフトは、全力でWindows 11への移行を提案することになり、教育分野においても、それは同様の取り組みとなる。「教育分野に特化した機能があるわけではないが、ウィジェットのなかに教育に使用するアプリなどを集約して利用できるなど、Windows 11の基本機能を活用して、教育分野において、安心で、安全で、快適に使用できる環境を実現できる。アプリの管理という点でも、ストアに期待する声が、教育現場から出ている」とする。