Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

手筒花火、勇壮 湖西・新居で有志

2022年8月9日 05時05分 (8月9日 05時05分更新)
勢い良く火花を出す手筒を持って練り歩く保存会員ら=湖西市新居中で

勢い良く火花を出す手筒を持って練り歩く保存会員ら=湖西市新居中で

 湖西市新居町の有志による伝統文化継承のための手筒花火が七日夜、同市新居中学校グラウンドであった。赤い装束をまとった男性たちが新型コロナウイルス退散などの祈りを込め、蒸し暑い夜空に向かって火柱を噴き上げた。
 町内の花火保存会のうち、上西町の猿田彦煙火保存会と源太山町の新居町手筒花火愛好会の有志が、花火技術の継承のため、事前告知をせずに開催。手筒を持った男性たちは太鼓とほら貝のおはやしに合わせて「ソラダセダセヨォ」と声を出し、豪快に火花を出しながら練り歩いた。
 うわさを聞き付けて訪れた近隣住民らは、火花に照らされる勇壮な姿に惜しみない拍手を送っていた。
 新居町の諏訪神社の夏の祭りに合わせた手筒花火は、江戸時代から続く伝統とされる。例年は新居小である本祭前々日の「試み」と、新居中である前日の「前夜祭」の二晩で、計約二千本の花火が出されるが、コロナ禍で三年連続中止に。今年は花火を出す六つの町が一本ずつ、本祭前夜に神社境内で花火をささげるのみにとどめた。 (鈴木太郎)

関連キーワード

おすすめ情報