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LiveJournal for イロハニホヘドツブヤクド.
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Saturday, October 20th, 2007

Subject:ペシャワール会医師中村哲さん VS 森元敏教授
Time:9:40 pm.
ヒトコト: 中村先生、すげ・・.


(一言一句を聞き逃すことなかった訳ではありませんことをお詫びいたします。)


中村さんの軌跡

84年  医療に見捨てられた人を助けたい
|日本の病院をやめアフガニスタンの隣国、パキスタンのペシャワールに渡る。
|そこで当時差別にさらされていたハンセン病への医療活動に従事。

80年代戦争の混乱期
|難民を通じて戦争の実情を思い知らされる。

91年戦火のアフガニスタンへ。
|医者のいない辺境の地へ次々に新しい診療所を開く。

2001年
|同時多発テロを景気にアメリカは空爆を実施するさなか
|小麦などの食糧援助を行うなど援助活動は医療だけにとどまらない。 

『 打つ手が多少でもあるかぎりは、 ない知恵をしぼり、
ない財布をしぼりできる限りのことをする。』

現在のアフガニスタンは大干ばつの真っ最中であるというのは、

日本人の大部分は知らないと思います。

国民の半分が食べていけない状態である。この中で日本で議論されているというのは、

日本にとってどうなのか、国際社会でどうなのか・・

肝心のアフガニスタンの人々の事が抜け落ちているという中で、
他にやらなきゃ我々がこつこつやると・・・。
                              中村哲さん

なぜ用水路なのか

戦争と共に未曾有の大干ばつで1200万人が被災し、190万人が食料の危機に瀕し、
わずかな水を求め争いも生じる。耕す土地の無い多くの農民が難民となり村は廃墟となる

ケシの生産の増加
|貧困にあえぐ農民が乾燥に強く収益の高いケシを栽培
|タリバン政権下で一度は激減したケシ畑が急速に広がりを見せている。

『アフガニスタンの9割近くが農民である。
人々が食べていくには耕さなければならない。
そう考えると砂漠化した畑を緑に返す、これが何よりのアフガン復興の基礎である。』
                              
中村哲さん

2003年 用水路着工
|こうした農村を救うには用水路建設しかない、と中村さんは独学で土木工学を学ぶ。

|標高6000メートル級の山々を源流とするクナール川から、総延長13キロの用水路を作り、
|砂漠化した高台に引き込む。

|600人に渡る地元の人々が結集。
|地元に根付いた伝統的な工法を用い、住民自らの手で補修し長く使い続けることができる。
|日当(日本円にして)240円。参加したひとは38万人。

『日本人が我々の国を助けていると聞き、参加しました。 』 地元の作業員

『彼らは石の仕事が好きである。石を扱う仕事は彼らの日常。
これが近代的な建築物でコンクリートを使うとかとなると別世界の出来事。』                              
                                     中村哲さん

2007年 着工から4年 先の見えない「テロとの戦い」
|勢力の増したタリバンへの戦闘の激化で、誤爆など戦闘により民間人の死者が出る。

4月 完成。
|住民が一つ一つ手作業で作り出した護岸は、度重なる土石流にも耐える。
|用水路の先には小麦畑が広がる。建設によって900ヘクタールの田畑が復活。
|難民だった農民が農村に戻る。
|水路を延長する工事に着工。

辛坊治郎:灌漑を広げていけばかなりの広い面積を農地に変えていける水はそもそもあるんですか? 

中村さん:ありますね。これは日本ではあまり知られていないんですが、
アフガニスタンの最大の問題は戦争どころじゃないと、
国民の半分が生きてる空間を失いつつある、それがアフガニスタンの恐怖である。
(根本的な原因)は砂漠化です。2000年以来年々悪くなっている。
砂漠化の原因は温暖化です。雪が春先に急激に解けるそのために大洪水がおこり、
そのために川の水が急速に流れるから川の水が無くなり取水できなくなる。
この状態でアフガン農村には次々と砂漠化が広がっている、これが本当の恐怖ですね。6年前、空爆前には200万人だったにはペシャワールの難民がなぜ今300万人にもなっているのか、干ばつなんですね。食うところがなくて大都市でも難民になる。 

外国人に対する感情が悪くなっている?

森元敏教授:この地域はパキスタン、アフガニスタンに国境がまたがっている所で非常にパストゥン人が多く大変治安がワリイところで、インフラや設備はやや改善されてきているが全体としてタリバンとかアルカイダの残余の兵力残っており、掃討しなければ我々が民生支援で自由に入れるということにはならない。わたしはOEF(対テロ掃討作戦部隊)よりもISAFという国際支援部隊の活動が広がると思う。だがこういう活動は重要だがインド洋で行っている給油が必要でないということではない。
あれかこれかではなくどうれもだ。共にやらなければならない。

ISAF(治安支援活動部隊)の活動はどうですか?

中村さん:米軍と似たりよったりである。ある意味で我々にとっては米軍よりも凶暴である。
日本においてどのような議論がされているかわからないが、
ともかくも地元の人達は特に最近毎日数百名という単位で命が落とされている。

この油の元が日本から来るとなればわたし達としてはおもしろくないのは当然である。

・・・自分たち(アフガン人)の為になることならば地元の人達が守ってくれるというのが我々の体験。外国人が行くと行く先々で騒乱が起き、診療所を閉鎖しているのが実態。
わたしはこういうインチキが長続きするはずがないと思っている。

つづく
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