Martin D-28が日本人の憧れの的となり、特に日本のフォーク世代以降の層から熱狂的に愛されるのには、ビートルズの使用による歴史的背景としての明確な理由があります。 ビートルズとD-28。後期の名曲を支えた「ホワイト・アルバム」の音 ビートルズ、特にジョン・レノンとポール・マッカートニーが1960年代後半にMartin D-28を愛用したことは、このギターのブランド力を不動のものにしました。 ビートルズがインドのリシケーシュに滞在した際、ジョンとポールはそれぞれD-28を持参し、多くの名曲をこのギターで作曲しました。 『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』収録の「Blackbird」「Julia」「I'm So Tired」「Dear Prudence」「Happiness Is a Warm Gun」「I Will」「Mother Nature’s Sun」などは、D-28の音色で構成されています。 後期〜解散時: 「Two of Us」(Let It Be)など、解散間際まで彼らのアコースティック・サウンドの核として存在していました。 影響力: この時代を知る世代にとって「アコギ=ビートルズのD-28」という強烈なイメージが植え付けられました。 2. 日本人がD-28に憧れる理由 日本のフォークソング黎明期から、アーティストがこぞってMartin、特にD-28を使用した歴史が影響しています。 「いつかはマーチン」の風潮が日本人に芽生え、高価な輸入品であったため、手軽に買えるギターではなく、その高嶺の花というイメージがより憧れを強めました。